りんごの木を庭に植えてはいけない理由6選|栽培が超難しい

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りんごの木を植えてはいけない理由について

りんごが大好きだから、庭にりんごの木を植えてようみようかな!そうすれば、りんごいっぱい食べられるだろうし!

こういった憧れを持つ人は多いかもしれません。

しかし、結論からいうと、りんごの木を庭に植えても、美味しいりんごが食べられるとは限りません

なぜなら、一本植えただけでは実がならないからです。

当記事では、

  • りんごの木を庭に植えてはいけない理由
  • りんごの木を庭で栽培する際の注意点

について分かりやすくご説明します。

りんごの木を植える際のお役に立てれば幸いです 。

目次

りんごの木を植えてはいけない理由6選

りんごの木を庭に植えてはいけない理由は、以下の6つです。

りんごの木を庭に植えてはいけない理由
  • 一本だけでは実が期待できない
  • 実がなっても食べれるとは限らない
  • 暖かい地域では栽培が難しい
  • 広いスペースが必要
  • 害虫のリスクがある
  • 果実の落下による影響

順番に説明していきます。

理由①:一本だけでは実が期待できない

りんごの木を一本だけ植えた場合、実がなるとは限らないんです。

りんごの多くの品種には『自家不和合性』という特性があります。

これは、自分の花粉では受粉せず、実をつけない性質のこと。

つまり、他のりんごの木の花粉が必要になるのです。

ですから、りんごの実を収穫したいなら、複数の木を植えないといけないのです。

理由②:実がなっても食べれるとは限らない

リンゴが実ったからといって、すぐに美味しいりんごが食べられるわけではありません。

実は、

  • 栄養不足
  • 水分不足

などが原因で、実が小さくなったり、風味が落ちたりすることもあるのです。

なので、お店で売られているような美味しいリンゴを目指すなら、適切な育て方がとても重要になってきます。

理由③:暖かい地域では栽培が難しい

あなたが暖かい地域に住んでいる場合、りんごの木を栽培するのは難しいです。

りんごの木は、もともと寒冷地向けの植物で、花芽を形成するためには一定の低温が必要です。

そのため、温暖な気候の地域ではリンゴの木を育てることが困難なのです。

なので、初心者が暖かい地域でリンゴの木を栽培しようしても、失敗する確率が高いことを知っておいてください。

理由④:広いスペースが必要

りんごの木は成長するとかなり大きくなります。

平均的には、2メートルから5メートルの高さに達します。

もし、家の庭が狭い場合。

成長するにつれて家の日差しを遮ったり、他の植物の成長に影響を与えることがあります。

また、隣の家に日が当たらなくなることもあり、それが原因で隣人とのトラブルに発展する可能性も考えられます。

理由⑤:害虫のリスクがある

りんごの木を庭に植えると、害虫が増える可能性があります。

例を挙げると、以下の害虫です。

  • カイガラムシ
  • アブラムシ
  • カメムシ

これらの害虫は病原菌を運ぶことがあり、植物の健康を脅かすこともあります。

なので、害虫対策として、農薬を使うことになります。

ただ、そのための時間と費用を考慮すると、りんごの木を栽培していくのは厳しいです。

理由⑥:果実の落下による影響

りんごの実が落ちることによる影響もあります。

りんごの実が多くなり、収穫しきれないと、次第に実が落ちてきます。

この落ちた果実は、害虫や鳥類を引き寄せ、庭に悪い影響が出る可能性があります。

また、悪影響を及ぼさないために掃除をするにしても、作業にかなり手間がかかり、大変です。

りんごの木を庭でどうしても栽培したい場合

りんごの木

りんごの木を育てるのが難しくても、一回挑戦してみたい!

と、庭でりんごをどうしても収穫したい場合は、以下の品種で栽培することをオススメします▼

  • 自家受粉する品種を選ぶ
  • 矮性種を選ぶ

自家受粉する品種を選ぶ

基本的には、りんごの木は一本では果実がなりません。

ですが、『自家受粉』する品種を選べば、一本で実をつけてくれます。

オススメの品種としては、直径5cmくらいのミニリンゴ『アルプス乙女』

なぜなら、 X(旧ツイッター)上では、

  • 「庭にアルプス乙女を植えて、やっと実が1つできた!」
  • 「庭のアルプス乙女、手入れをさぼったけど、何個か収穫できた!」

と、自家栽培している方の投稿が多くあるからです。

ただ、実をつけても、

「味がイマイチだった」

という感想もあるため、必ず成功するとは限らないようです。

矮性種を選ぶ

庭が小さい場合や、大きな木の管理を避けたい場合は、成長が限定された『矮性種』を選ぶと良いでしょう。

■矮性種とは?

一般的な大きさよりも草丈・樹高が小さいままで成熟する性質のこと

矮性種を選んだ場合、『矮性台木接木苗』と表記されている苗木を2本選んで植えましょう。

そうすれば、通常5メートル以上に伸びるリンゴの木が約2メートルの高さで管理できるようになります。

実際、X上でも 矮性台木接木苗2本を使って、りんごを栽培しようとしている人がいました。

しかし、リンゴの木同士を植える際には、約2メートルの間隔を空ける必要があります

そのため、庭のスペースが限られている場合は、どこに植えるかを慎重に考えなければなりません。

りんごの木を植えてはいけない理由に関するまとめ

今回は、りんごの木をを庭に植えるべきではない理由などについて情報をまとめてみました。

一般的なりんごの木を植える場合はハードルが高く、簡単に果実を収穫できるわけではありません。

なので、もし庭にりんごの木を植えたいのであれば、自家受粉する品種、矮星種など選び、適切に育てるようにしましょう。

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